今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール
チェコ工科大学創立301周年記念祝賀演奏会
指揮:レオシュ・スワロフスキー
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ファンファーレ <Gaudeamus igitur> (「いざ楽しまん」)
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」 から
a) 交響詩「ヴィシェフラド」
b) 交響詩「モルダウ」
c) 交響詩「ボヘミアの牧場と森から」
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88
アンコール/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 作品72 第7番 ハ長調
今夜はスワロフスキーさんの指揮で演奏会がありました。どの曲も最近マーツァルさんの指揮で聴いたものですが、スワロフスキーさんがお振りになられると、マーツァルさんの繊細な響きに対して、骨太のたくましい音が響く感じがしました。
お互いの音楽の語法が一致していて、指揮者が細かいことを示す必要など全くなく、今日のような演奏こそがチェコ音楽演奏のスタンダードか、と感じた次第です。伝統的なテンポやダイナミクスの変化、ニュアンス。確信に満ちた表現を味わえました。