2日間とも、福津市のカメリアホールで午前・午後と計4回、九州交響楽団「中学生の未来へ贈るコンサート」の本番でした。特に24日のほうは結構盛り上がってアンコールのラデツキー行進曲の時に立ち上がって手拍子をする生徒さんとかいました。さすが南国はアツいぜ・・・
福岡県内の全中学生にオーケストラを聴いてもらおうという壮大なこのシリーズ、所謂スクールコンサートであるとはいえ、かなりの大御所指揮者さまたちもお振りになられているようです。そんな中、有り難くも毎年一回づつ、4年間続けてご一緒させていただきました。指揮だけでなくお話も全部指揮者が担当するというところが私的には「あら、たいへん」なのですが、4年目にしてようやく「自分、慣れてきたかもしれん」というところにきました (遅過ぎ・・・) 。
このコンサートで必ず演奏する曲の中に、ボブ佐久間さんの「Instrumental Blues」という、楽器紹介用の曲がありまして、これが超カッコイイ曲でいつも楽しみにしています。一般の方々にもお聴きいただける機会があれば良いのですが。
九州交響楽団の充実したサウンドにはいつも感激するのですが、今回はさらに集団としての音の風格と、管楽器などソロ楽器の個々人の音楽的自由闊達さとの絶妙なブレンド具合が感じられて、改めて感じ入りました。なかなか東京で演奏を聴く機会がないのが、東京人しては残念でなりません。
24日の本番後、飛行機に乗るまで時間があったので、二日市温泉・天然温泉「博多湯」というところに寄りました (事務局の方にご紹介いただきました) 。本番後の温泉、これほど最高のものはありません! 「博多湯」は創業1860年とのこと。きっと人気があるのでしょう、大勢の入浴客で賑わっていました。
21時半過ぎに羽田空港着。
BGM:ブラームス:交響曲第2番
エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 (1963年録音、Decca)