Diary


7/6 ~ 7/7

 6日は高崎の群馬音楽センター、7日は沼田市の利根沼田文化会館で群馬交響楽団の移動音楽教室、計4回の本番がありました。暑さもあり体力の消耗を感じましたが夜は早く寝るなどして何とか振っている時間は良い体調で臨むことができました。


 今回のプログラムはチャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズにはじまり、オッフェンバックの「ホフマンの舟歌」、ハイドンの「時計」第2楽章、ヨハン・シュトラウスの「チクタク・ポルカ」(「こうもり」の旋律によるポルカです)、モーツァルト「フィガロの結婚」から「恋とはどんなものかしら」、ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」序曲と「今の歌声は」、最後がムソルグスキー「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ版)というもので、ヴァラエティに富んでいて楽しいのですが、気持ちの切り替えにスピードが求められました。

 独唱は湯浅桃子さん、二期会の新人かつ超有望株です。ステージプレゼンスも落ち着かれていて、ご一緒していてとても安心できました。これからぐんぐんと音楽界の中心部に登場されていくことでしょう。

 辛抱強い楽員の方々、そして何をお願いしても嫌な顔一つされない事務局の方々にはいつもながら感謝です。また来月末にお世話になります。

 これで春〜夏の音教シーズンも一段落、8月の後半までは東京を出ることもほとんどなく、やっと楽譜校訂関係のデスクワークに集中できます。ただしまずは明日を乗り切らなくては。9時から夕方までは聖徳大学の試験ゲネプロ、夜は新日本交響楽団のみなさんとドヴォルザーク「チェコ組曲」とスメタナ「わが祖国」全曲の練習開始記念(!?)譜読み通し練習です。朝から夜までヴォルテージの高い方々と過ごすので、疲れたなんて言ってられません。全力でいきます。


BGM:スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
    イルジー・ビェロフラーヴェク指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
                              (1990年録音、Supraphon)

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