Diary


8/21 ~ 8/24

8/21

 朝から短いゲネプロ、そして11時から「あいうえオーケストラ」の本番。客席からは良い反応をいただき嬉しく思いました。終演後、音楽祭の参加者の方が「山形っていいですねー、お客さまがあたたかくってー。」と仰っていたのが印象的でしたね・・・

 山形第四小学校管弦楽部のみなさん、山響の創設者、村川千秋先生率いるキラキラ会のみなさんも頑張ってくれました。指揮研究員代表として「運命」の第1楽章を指揮した粟辻聡さんも堂々とした音楽を聴かせてくれて見事でした (あとMCが完璧でした! さすが関西人!) 。

 「白鳥の湖」、コンサートマスター高木さんのソロは抜群に色っぽく。チェロのエッピンガーさんは元ミュンヘン・フィルの首席奏者、そのほかオーケストラに入ってくださっていた講師の先生方は北ドイツ放送響、ザールブリュッケン放送響、シュトゥットガルト放送響、シカゴ響、サンフランシスコ響、ダラス響などの首席奏者の方々。一流の方々とご一緒する機会を下さったアフィニス文化財団と山形交響楽団、そして飯森音楽監督に心から感謝です!

 一休みして15時から夜の演奏会のためのゲネプロ、19時から本番。あまりにも濃すぎる一日で、本番の頃には奏者の方々と「『あいうえオーケストラ』って、今日やったんだっけ?昨日だった?」などと話していました。演奏会は山響のメンバーが多く入ったモーツァルト「グラン・パルティータ」から始まり、ピタッと決まった表現で非常に気持ち良く聴かせてもらいました。次いでR.シュトラウス「メタモルフォーゼン」は特にtutti部分での音の厚みが素晴らしかったです。後半の「英雄の生涯」はバンダを振っていたため客席では聴けませんでした。舞台袖で多くのスタッフの方々とご一緒に舞台を静かに見守っていました・・・


8/22

 久々に朝は少々ゆっくりと出来ました。そして久しぶりにマイカーで酒田の「希望ホール」へ。酒田にはしょっちゅう来ていますがこのホールは初めて。噂には聞いていましたが本当に立派で素晴らしい音響のホールですね。感激してしまいました。

 舞台上も舞台袖も音響が違うので「英雄の生涯」のバンダのバランスチェックを再度。手こずるかと思いきや意外にも一発合格。ちなみに舞台袖には日本中のオケから素晴らしいステージマネージャーやライブラリアンさんたちがついてくださっていて、客席では4人の指揮研究員が客席のあちこちで、そして鋭い耳を持つ音楽監督補の松原千代繁さんが聞いていてくださっていたのでありまして、もう贅沢過ぎます・・・

 コンサートは昨日の「メタモルフォーゼン」が今日は指揮者なしでのブリテン「シンプル・シンフォニー」に差し替えになるプログラム。これが統制のとれたアンサンブル (ピッツィカートをする時に弓を置く場所なども厳密に決められていたとか) と生き生きとした表現に惹き付けられました。どうして指揮者がいるとああいう風にポジティブなアンサンブルにならないんだろうなあ、なんて思ったり。

 そして「英雄の生涯」。素晴らしい音響のホールだったので、ぜひとも客席で聴きたかったです。悔しい! これを聴かれたお客様の皆さん、幸せでしたね (涙) 。

 さて、音楽祭はまだ続きますがオーケストラは今日で最後、終演後に全員で記念撮影をしました。私も今日が最終日。ゲストという立場でしたが、この期間を通じて素晴らしい音楽家の方々やスタッフの方々と過ごせて本当に幸せでした。この経験を今後に生かせるように頑張りたいと思います。

 指揮研究員のみなさんが乗りたいとのことで、彼らをマイカーにお乗せして帰形。


8/23

 5時半起床で7時にホテルを出発。西那須野塩原で高速を下りる。立ち寄ったガソリンスタンドで自分の写真が載った下野新聞を発見。半ページ強でしょうか、那須フィルのことを中心に丁寧に取材してくださったインタビュー記事が出ていました。このように取り上げていただく新聞社をはじめ地域のみなさんの支えに心から感謝です。
 
 11時から今度の那須フィルの演奏会のチャイコフスキー「1812」で共演してくださる大田原中学校吹奏楽部の金管パートのみなさんと練習。暑い中、みんなで汗を拭きながら頑張りました。吹奏楽部のみなさんの参加で演奏会がさらに盛り上がると信じています。

 ハーモニーホールに寄り、事務局長としばし懇談したのち帰京。新宿でキンコーズとタワーレコードに寄り、わが家に戻ったのは18時過ぎ。あ・暑い・・・ まずはクーラーをつけまくって、旅の荷物を家に搬入して。夕食後はさすがにしばし寝込んでしまいましたが何故か夜中に目が覚めてしまって困りました。


8/24

 久しぶりに誰もいない一人っきりの時間を過ごすことが出来ました。わが家は静かな住宅街の一角にありまして、周囲の雑音もほとんどなく落ち着けます。一週間分の洗濯をして、この一週間できなかった色々なデスクワークをして。夕刻は1ヶ月半ぶりの散髪。山形での一週間を経て、精神的にも大分リフレッシュできてきたようなので、そろそろ秋以降のお仕事に向けてエンジンをかけていきたいと思います。

Copyright©  Takeshi Ooi. All rights reserved.