2時起き。睡眠時間2時間です! 最後のアイロンがけ (下手なので時間がかかるのです・・・) と荷造り、そして、何人かの人にメールを送ったりしながら、ニュースの電車運行情報を気にしていました。成田エクスプレスは運行の予定と出ていて少しホッとできました。
5時過ぎにホテルをチェック・アウト。タクシーで新宿駅南口まで。外はとんでもない風が吹き荒れて。台風の様子を報道しているテレビ・カメラがたくさん並んでいました。私の乗った成田エクスプレスは予定通り発車しましたが、その1本あとは運行中止。あぶなかったです!
到着予定時刻より20分ほどの遅れで成田空港に無事着きました。気になっていた重量オーバーチャージはやはり9万円ほどとられました。覚悟を決めていたので迷わず払いました。何だか、最近はお金がどんどん出ていくので、ちょっと感覚が麻痺しているんですよね・・・
飛行機は、30分ほどの遅れで無事飛びました。飛行機の中で、<Bean’s Holiday> という、Mr. Bean の映画最新作をやっていたのでファンの私は食い入るように観ました。Mr. Bean がカンヌの映画祭に出かけるドタバタ、という内容。ちょっとMr. Bean (じゃなくて、演じているローワン・アトキンソンか) も歳をとりましたねえ。
今回初めてルフトハンザの飛行機に乗りました。ただ私は飛行機のサービスの違いや機内食には全く興味がなく、その点については特に書けることがありません。トランジットで降りたフランクフルトの空港はセキュリティ (荷物検査) が長蛇の列。人々は怒りと不安で多少混乱気味で、多くの人がそこらへんの係員になんだかんだと言っていましたが、よくあることですが係員は <It’s not my job!> を繰り返すだけ。40分ほど並ばされ、16時10分の便なのにセキュリティを通過できたのは16時06分。そこから搭乗口まで走ったら、まだまだのんびりと搭乗者の列ができていました。ちょっとそんなことだろうとは思ってはいたんですけどね。
プラハの空港で大家さん夫人に初めてお会いし、車に乗せていただいてFedex Praha の事務所で送った荷物を引き取り、そのまま私の住むアパートメントに連れていっていただきました。先日の大家さんのメールに全く嘘はなく、新しくて綺麗な2室に、既にベッド、ソファーやテーブルなどの家具、食器類、調理器具、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビのみならずいくらかの食料までも準備してくださっていました。部屋は今のままでもクァルテットくらいなら余裕で出来るし、家具を整理すればオクテットくらいは出来そうです。荷物が少ないせいもありますが、狭い東京での生活に慣れている私にはものすごく贅沢に感じる空間です。
夕食を大家さん夫人とご一緒しました。パブ (飲み屋とレストランの間の子みたいなところです) に入る時に、男性から入るのだと言われたので、食事をしながら理由を伺いました。パブは昔は女子禁制だったし、女子が入れるようになった後でもかつてはお店の中でファイト (その意味するところが単なるけんかなのか、それとも決闘なのかは分からず) が行われているかもしれないような危ない場所だったので、最初は男性が先に入って安全を確認するものだったことの名残りなのだと教えてもらいました。レストランといえばレディ・ファーストだとばかり思っていたので面白かったです。
部屋に戻って荷解きをしたら、急に眠くなってベッドに倒れこみました。目覚まし時計をかけながら眠りこけてしまうくらいの勢いでした。