Diary


10/17

 朝はリハーサルへ。レオシュ・スワロフスキーさんの指揮でラフマニノフの交響曲第3番ほか。


 帰りがけにスークとノヴァークの楽譜を何冊か買って帰りました。ここのところスークの「おとぎ話」にはまりつつあるのでスコアが欲しいのですが、どうもプラハでの入手は難しそう。ネットでなら2つの出版社から出ているものの。

 夜は珍しく室内楽の演奏会に。室内楽の演奏会は、私はどうしても客席の密閉感と舞台上の完結状態が苦手で敬遠しているのですが、今回はホールが大きいので思い切って出かけました。


 今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール

 グァルネリ・トリオ・プラハ演奏会 (チェコ室内楽協会第2277回演奏会)

 ピアノ:イヴァン・クラーンスキー
 ヴァイオリン:チェニェク・パヴリーク
 チェロ:マレク・イェリエ

 ベートーヴェン:ピアノ・ヴァイオリンとチェロのための14の変奏曲
                          変ホ長調 作品44
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 作品70-1 「幽霊」
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97  「大公」
 アンコール/ (2曲、曲目不明)


 時差ボケと風邪が重なって、開演前から眠たかったのですが、演奏が始まると何とも音色がまろやかで柔らかく、思わずうとうとと・・・

 ヴァイオリンもチェロも弓を弦に押し付けず、軽く弾いて空気に響きを溶け込ませて客席に音を届ける感覚は、それはそれは心地良いものでした。一生懸命聴こうとしていたのだけれど、今夜は響きに甘えて半睡眠状態でした・・・

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