午前、午後と中学生を対象に2回の本番。今回は指揮だけではなくて、生徒たちにオーケストラの楽器の説明や、作曲家や作品、音楽史の簡単なお話などもしなくてはいけません。たまにこういったことをすることはありますが、あまり慣れていないので緊張します。
プログラムの意図をよく把握すること、適当なことを言わないように下調べをしておくことはもちろん事前にするのですが、お話の筋道の組み立ては本番直前までずうっと考えています。1回目の本番が終わったらまたすぐにうまくいかなかったところを考え直してリシュミレーション。もしかしたら指揮より気合いが入っているかも!? でも、こうした演奏会では、演奏と同じくらいお話も大切だと思うのです。そして、演奏はオーケストラの皆さんが助けてくださいますが、お話は誰も助けてくれません。
こんな時、レナード・バーンスタインってほんとすげえよなあと思いますね。最近発売された「オムニバス」のDVD、東京に戻ったらすぐ買おう。
夕食はとんこつラーメン。ラーメンため食いでごんす。
今日の本番@筑紫野市文化会館 (2回公演)
九州交響楽団 中学生の未来に贈るコンサート
わが校にオーケストラ・九響がやってきた!
1. ジョン・ウィリアムズ (arr. 村里修二):Star Wars -Main Title (Cut Version)
2. ボブ佐久間:Instrumental Blues
3. ヴィヴァルディ:協奏曲集「和声と創意の試み」 作品8 から
第1曲「春」 RV.269 第1楽章
ヴァイオリン:扇谷泰朋
4. モーツァルト:ディヴェルティメント第1番 ニ長調 KV 136 第1楽章
5. ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」 第1楽章
6. チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」 作品71a から
a) 「小序曲」 (第1曲)
b) 「行進曲」 (第2曲a)
c) 「花のワルツ」 (第3曲)
7. 外山雄三:管弦楽のためのラプソディ (改訂版)
アンコール/ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228