Diary


10/2

 シューマンのリハーサルは2日目。2番はわたくし5月に演奏したばかりなのですが、第3楽章に「魔笛」の一部分 (第2幕の武士の部分) に似ている部分があることは、今日フォスターさんの指摘で初めて気付きました。言われれば気付かないほうがおかしいくらいに明瞭です。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトそしてメンデルスゾーン・・・ この作品の中には、見事にドイツ・オーストリアの音楽史が息づいているのですね。


 仕事の準備やチェコ語の勉強がかさんでいるので、今日と明日は演奏会には行かずに部屋で過ごすことにしました。セルジュ・ボド指揮プラハ交響楽団のオネゲル「ダビデ王」も聴きに行きたかったのだけれど、高いチケットしかなかった (といっても、三千数百円ですが) ということもあります。

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