いよいよコンクールが始まります。といっても今日は演奏順を決める会のみ。コンクール事務局から送られてきたメールに書かれている住所をホテルのフロントでもらった街の地図で何とか探し当て、会場に着きました。
書類選考を通過したのは36人、うち日本人の参加者は4人 (一人は日本国籍ではありませんが) でした。第一次予選は1日につき12人が審査され、3日間かけて行われます。アルファベット順に名前が呼ばれ、演奏順の番号が伏せてあるカードを取ります。ここで誰もが取りたくないカードはもちろん「1」。1番をひいてしまった人には皆から拍手がわきおこりました (笑) 。
私の演奏順は「26」。ということは3日目の2番目です。
第一次予選は自分で選択曲の中から既に選んである1曲と、山のような課題曲のリストの中から演奏前日にくじ引きで決められる1曲の合計2曲を指揮します。そこで明日指揮をすることになった人たちには続いて曲目決めのくじ引きが行われました。我々にとってはこれが命運を分けるものとなるという意識がありますので、ホッとする人あり、困ったー!となる人あり。
さて、くじ引き終了後は日本人4人で予選会場を見に行って、昼食を一緒に食べました。なかなか手頃なレストランが見つからず、結局入ったのは日本食の店。寿司ブームなのかネフスキー大通りには日本食屋がたくさんあります。逆に何故か中華料理屋はあまり見かけませんでした。
今日は天気も良く、街を歩くにはもってこいだったのですが、砂埃がひどく、目の下の凹みには砂利がたまるし、喉は痛くなるしで辛かったです。こまめなうがいは欠かせません。
同宿の人に、ホテルのビジネスセンターに自分のパソコンを持ち込めばLAN接続でネットが出来るという話を伺い、ホテルに戻ってから早速行ってみました。やっとこれで問題なくメールチェックなどが出来るようになって一安心です。