オーケストラはスイスに演奏旅行に出かけています。ので今日は特にどこへも出かけず部屋であれこれとしていました。
これまでヴィザのことで頭がいっぱいで数日先の予定までしか把握していなかったので、スケジュールを整理してみました。今月・来月は意外に空き日が多いことに今さらながら気付きました。折角だからあちこち出かけたいなと思います。特に電車で行けるドイツの諸都市ですね。
ヴィザが来年3月下旬までなので、たぶんそこから先の更新の手続きはしないと思います (もう2度とあんな早朝に外国人警察に並びたくありません。しかもマイナス5〜10度の冬に!) 。4月に日本に戻ることにしていますが、ヴィザがきれたあとの90日間以内はヴィザなしで旅行者扱いでチェコにいれるのか (これは無理かな?) 、シェンゲン協定内のほかのEUの国には入れるのか (可能だったらヴィザの期限が過ぎても他の協定内の国で観光ができる、と) 、などを検討してから具体的な帰国日を決めていきたいと思います。
一時帰国は、9月上旬の2週間強が既に決まっていて、あとはもしかしたら年末年始にもう一度戻らないといけないかもしれません。
そういえば、早いものでもうちらほら来年春以降のスケジュールはどうなっていますか、というようなメールもいただくようになりました・・・
ついつい気持ちが日本に向かってしまいました。話をチェコに戻します。プラハでは引き続きチェコ・フィルのリハーサルを見学させていただきたいと思っていますが、しばらく前に2008 / 2009 シーズンのプログラムが発表になりました。首席指揮者を置かず、マンフレッド・ホーネック氏が首席客演指揮者として最多登場されます。その他の客演指揮者は、旧チェコスロヴァキア系の指揮者ではズデニェク・マーツァル、イルジー・ビェロフラーヴェク (マーラーの交響曲第7番初演100周年記念演奏会など) 、オンドレイ・レナルト、レオシュ・スワロフスキー、イルジー・コウト、ウラディミール・ヴァーレクの各氏など。外国人ではトーマス・ダウスゴー、ピンカス・スタインバーグ、大野和士、クリストフ・エッシェンバッハ、サー・チャールズ・マッケラス、マリン・オルソップ、ティエリー・フィッシャー、ペーター・シュライアー、カルロス・カルマー、ネーメ・ヤルヴィ (「プラハの春」音楽祭オープニング) 、オスモ・ヴァンスカ、ゲルト・アルブレヒト、エリアフ・インバルそしてヘルベルト・ブロムシュテットの各氏など。信じられないほど充実していますね・・・
あと10ヶ月半のプラハ住まい、出来るだけのことを吸収したいと思います。折角滞在の不安も無くなったのですから! これであとは通帳の残高がいつまでも減らないでいてくれると最高なんですが (笑) 。
BGM: バッハ:イギリス組曲第1番
グレン・グールド (Pf.) (1973年録音、Sony Classical)