Diary


6/17〜18

 何をやっても今ひとつ調子が出ないので、どうしたかな?と思っていたのですが、どうやら少々風邪をひいて熱もあるようです。ベルリンの寒さと滞在の疲れが原因でしょうね。あまり無理をしないで、できるだけ休むことにしました。


 18日に聴いたコンサート@市民会館 スメタナ・ホール

 プラハ交響楽団 2007/08シーズン シンフォニー・シリーズA/B 第8回演奏会

 指揮:イルジー・コウト
 トランペット:ガーボル・ボルドツキ

  ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob. VIIe
  アンコール/ (曲目不明)
  マーラー:交響曲第9番 ニ長調


 プラハ響の演奏会には今までも何回か足を運んでいますが、首席指揮者のコウトさんが振られているのを聴くのは今回が初めてでした。今まで聴いたプラハ響のどの演奏会よりもブレンドされた柔らかく落ち着いた響きを作り出しておられたのは流石でした。配置は対向配置。コウトさんの時はいつもこうしているのでしょうか。

 トランペットのボルドツキさんは主に中音域の音色に魅力がありました。お目当てのマーラーは、第3楽章までは私の席では個々の声部がほとんどいつも全体の中に埋もれてしまっていていたし、今この音楽が何を表現しているのかが正直把握できるような感じではありませんでした。ただし、第4楽章は上段に書いたような音色の魅力のおかげで聴き応えがありました。マーラーの9番は第4楽章こそが難しいと思ってきましたが、視点を変えれば第3楽章までが難しいとも言えますね。結局、全部難しいのか。

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