1時半に起床し、時計を見て驚愕。一度起きたものの、これではお昼過ぎには眠くなってしまうと思い、2時半頃もう一度ベッドに入るもなかなか眠れず。結局4時頃にはベッドから這い出して、各種用件を片付けたり、勉強をしたり。
リハーサルの見学から戻って、夕方16時半頃にはまたどうしようもなく眠くなりベッドへ倒れ込みました。これほどきつい時差ボケは始めてで今のところほぼ完全に日本時間の生活になってしまっています。精神的にもちと辛いです。困ったものです!せめて起きている時間をポジティヴに過ごさねば。
日本で買ってきたディーター・ダーヴィット・ショルツ著「指揮者が語る」という本が面白くてむさぼるように読んでいます。29人の指揮者へのインタヴュー集です。この手の本はどうしても買ってしまいますね。ショルツ氏のインタヴュー内容には少々偏ったところがありますが、その彼の問いに対して指揮者たちがどのように切り返すのか、あるいは煙に巻くかといったところも読んでいて面白いところです。しかし、最も興味深かったのはイルジー・コウト氏やクルト・ザンデルリンク氏といった政治的環境に翻弄された指揮者のご自身による過去の体験や心情の告白です。手に汗を握ります。
BGM:ラフマニノフ:交響曲第2番
クルト・ザンデルリンク指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(1956年録音、Deutsche Grammophon)