リハーサルがお休みなのでゆっくりと過ごせました。タワーレコードでヘンスラーから出ているカール・シューリヒトが指揮しているCDのいくつかが安売りされていたので買ってきて何枚かまとめて聴いてみました。今まで長年、シューリヒトのことがうまく理解出来なかったのですが、このヘンスラーのシリーズはどれもサッと心に入ってくる演奏ばかりで、私のシューリヒト理解への新しい一歩となりそうです。私は彼の生き生きとしたメンデルスゾーンやシューマンを大変に好みます。
あとはいくつかの、今まで読んだことのないスコアを眺めてみたり、訳本が出たばかりのフリッツ・ブッシュ著「指揮者のおしえ」をパラパラと読んでみたり。このブッシュの正直で誠実な本は、指揮者でない人が読んでも面白いのではと思います。
BGM:メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」序曲 作品21
カール・シューリヒト指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
(1954年録音、Hänssler Classic)