Diary


6/20

 4年ぶりに客演させていただく四日市シンフォニックコーラスの練習に伺いました。私にとってはなかなか出来る機会のない曲を、プロのオーケストラとソリストとさせていただける貴重な機会でもあります。今回はメインがモーツァルトのレクイエム、それから前半にシューベルトのミサ曲第1番です。実はシューベルトのミサ曲というのは隠れた宝石のようなジャンルでして、この第1番も演奏されることはほとんどないようですが美しい曲です。


 久しぶりに訪れたシンフォニックコーラス、練習での集中力と反応の良さが以前と全く変わっていなかったのは嬉しいものでした。「〜小節から」などの指示は一度言えば十分です。これは当たり前のようでいながらアマチュアですとなかなか出来ない団体も多い。急に私がやるところをとばした時など、団内からサッと「〜ページ」とフォローが入るのも助かるものです (私はフルスコアを見て振っているので) 。11月の演奏会まであと5ヶ月ありますが、じっくりと煮詰めていければと思います。

 練習は21時まで。この時間まで練習したあと宿泊せずに都内に帰るには四日市あたりがぎりぎりの地域ではないでしょうか。この時間ですと名古屋駅に着いた時には食品が買える売店などもほぼ閉まっているので、近鉄四日市の駅のあたりで何か買わないと家に帰るまで非常にひもじい思いをします! 練習終了後、なんとか数年前の痛い失敗の記憶を蘇らせ、無事夕食をゲットして電車に乗り込みました。帰宅は1時。

Copyright©  Takeshi Ooi. All rights reserved.