Diary


11/23 ~ 11/28

 更新が・・・ たまーに、当ホームページを頻繁にチェックしてくださっているという、珍しくもありがたい方にお会いすることがありますです。いつ見ても更新されていなくて本当にごめんなさい。

 とにかく・・・忙しく、油断も隙もない毎日が続いているのです。不器用な性格なもので、仕事にのめりこんでしまうと、その他のことがあれこれできないのです。


 今月は、毎週日曜日に演奏会をしていました。これが、初めて演奏会で振る曲ばかりでして(例外はチャイコフスキーの5番くらいかな?)、終わったから言いますが譜読みも大変でした。ウィークデイも新国立劇場でのバレエの稽古に通うか、山形でスクールコンサートをやるか、聖徳大学で教えるか、はたまたその他リハーサルか、といった感じでして。

 例えば今週。

 23日:朝3時50分四日市を出発。一度帰宅し、楽譜を取ってから新国立劇場。2時間ほどニューイヤーのリハーサルに参加。帰宅して仮眠。夜は1月末に指揮する「パキータ」の稽古場に初めて伺ってテンポや約束事などをどどどどどどと教えていただく。

 24日:日中に6時間新国立劇場「くるみ」の稽古。夜に2時間半「ブロウチェク」の合唱稽古。

 25日:事務仕事のため4時半過ぎに家を出て、キンコーズにて作業。9時から16時過ぎまで聖徳大学。19時から21時10分まで新日本交響楽団の練習。ニールセン「ヘリオス」序曲とシベリウスの3番。シベリウスの3番を生まれて初めて振る。

 26日と27日:ほぼ24日と同じ。

 28日:夜、ザ・シンフォニカの初合奏。カルウォーヴィチの交響詩「オシフェチム家のスタニスワフとアンナ」とマーラーの9番。マーラーは1・4楽章のみ15年前(!)に振ったことがあるものの、ほぼ記憶がない。2・3楽章は初めて。カルウォーヴィチも当然初めて。


 スケジュール自体はこのくらいのきつさはまあ、慣れっこにはなっているものの、新しい曲がじゃんじゃか続くのと、どの現場もとにかくテンションが高いので何だか連日命懸けモードなのです。このほかにニューフィル千葉関係をはじめ種々電話メールなどでの打ち合わせ事項もありますし、譜読みが出来ているかは死活問題ですし、毎日クタクタです。もっとも、充実した毎日が続いているのは幸せなことでもありますが。

 来週は「ブロウチェク」のため中休みをいただきますが、現在のところ生活の中心は新国立劇場バレエ団です。スタッフの能力の高さとチームワークの見事さ、毎日全身全霊のダンサーたち(誇張じゃないですよ、本当、みなさん人生かけて舞ってらっしゃいます、と感じます)。最高の現場にいられて幸せです。

 「くるみ」は26日まで続いて、そのあともニューイヤー関係のリハーサルが続きます。次の日記が「今年一年を振り返って」になってもお許しください・・・
 

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