Diary


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 那須フィル練習。「威風堂々」第1番、ツィゴイネルワイゼン、モーツァルト29番。本番を目前にさすがに音のテンションが高い。「ツィゴイネルワイゼン」では弦楽器トレーナー兼コンサートマスターの執行先生のソロにさらに磨きがかかり、それに応えてオーケストラの集中度がぐっと上がったのは素晴らしい。


 那須フィルはこれまで、年1回の定期演奏会のための練習を1年間やり、その間に「楽器とあそぼう」「名曲コンサート」を開催する、という感じで、これまでの「名曲コンサート」はプログラム (演奏時間) も短いものだった。私が今年から那須フィルに関わるにあたり、それを「名曲」も「定期」並みのものにいわば「格上げ」して、年間に大きな演奏会が2回あるという、所謂一般的なアマチュア・オーケストラの活動のスパンに切り替えた。今回の名曲コンサートのように、曲数の多い (しかも意図的に作曲家の国も時代もバラしてある) プログラムを半年でやる、というのは私から那須フィルに差し上げた最初のハードル、というわけである (そして次に残りの半年〜今までのように1年かけて、ではなく〜で定期の曲を仕上げるという次のハードルがある) 。もちろんこれは出来ないはずはないという確信があったからこそ踏み切ったことではあるが、今のところ、私の予想以上に団員のみなさんが頑張ってくださっているので、何とかその心意気を生かして今度の日曜の演奏会を成功させたいところだ。

 私たちのオーケストラはホールが運営している講座の形をとっているので、ホールのスタッフの協力は絶対に大切だが、これも今のところ非常に良くやってくださっている。この版の楽譜をこのルートで買えば一番早く安く (予算は大切にしなければいけません) 手に入る、と言えばすぐそうしてくださるし、大切な練習の時には本番同様雛壇を使わせて欲しい、と言えば次の練習から雛壇がちゃんと据えられている。暑くて演奏に支障がでるから冷房を入れて!と言えばすぐに入れてくれる。当たり前のことと言ってしまえばそれまでだが、そうしたことの積み重ねが信頼関係を作っていくものではある。今回共演する大田原中学校との話をまとめてきてくれたのもホールのスタッフだ。私がやりたいと言ったことが「No」と言われたことがないし、私の考えを良い形で現実のものにしてくださっている。大田原中のことも一つの例だが、もう一つ例を挙げると、「1812年」の大砲と鐘の音は今回SE (効果音) を使用するが、ホールの音響さんは私のしつこいリクエストに嫌な顔ひとつせず付き合ってくださっただけでなく、特にスピーカーの配置と使い方については色々なアイデアをくださりとても助かっている。

 そんなわけで、4月に那須フィルとの関わりを始めた時に比べ、このオーケストラの発展 (それは、ただ単純に、上手になる、ということではない) の可能性の大きさを感じている今日この頃であります。

 日曜日は多くのお客様においでいただければ嬉しく思います。チケットまだあります。それから団員 (受講生、ということですね) も募集してます。特にヴィオラ、コントラバス!

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