今年最後の2ヶ月強は全くこのdiaryを書かなくなってしまいました。多忙なうちに日常から毎日の出来事を記し残しておくという習慣がなくなってしまったわけですが、今振り返れば折角貴重な経験をさせていただいているのに勿体ないなというようにも思い・・・ 長い文章を書くのが時間的に難しければtwitterでも、とも考えましたが今ひとつ肌に合わないので、せめて来年は何かの区切りの時にはこのdiaryを書きたいと思います。
と、一体誰に対してだか分からないエクスキューズはこのくらいにして (笑) ・・・ 例年のようにこの一年間を振り返ろうと思ったのですが、どうも今年の自分はそんな気にならないようです。あまりに忙しい時期、前の演奏会やリハーサルのことを出来るだけ引きずらないで、すぐに頭を次のことに切り替えるように心がけていたせいかもしれません。今の自分の感触としては、そのほうが色々なことがうまくいくようです。もちろん、自分が撒き散らかしたものの結果を批判精神をもってきちんと見つめていないと大変なことになりますが、今後もそのことは気にしつつも、出来るだけ次へ、次へと進んでいこうとする人間であろうと思います。
というわけして、気持ちは来年に向かっています。まず、立場のあるニューフィル千葉や山形交響楽団ではいくつか楽しみな演奏会が決まっています。まだ公表できないものもありますが、スタートは1月16日、ニューフィル千葉のニューイヤーコンサートです。ヨハン・シュトラウスのワルツやポルカを中心にした楽しいコンサートです。ぜひお誘い合わせのうえご来場いただきたいと思います。目下勉強中です!
新国立劇場バレエ団と日本バレエ協会の公演でも昨年に引き続き指揮させていただきます。特に新国立劇場のプロコフィエフ「ロメオとジュリエット」は自分がいつか振りたいと夢に描いていた演目なので気合いが入ります。
嬉しいのは5年ぶりのモーツァルト劇場への復帰。デビューの時と同じ鵜山仁さんの演出で「イドメネオ」を上演します。これもこのお正月、ちょっと勉強しておかないと・・・
今年客演としてお付き合いのあったプロのオーケストラにはほぼ全て来年中に再度お世話になる機会をいただいています。そして音楽監督を務めさせていただいている那須フィルのほか、いくつかのアマチュアのオーケストラとの演奏会も楽しみにしています。
では、皆様どうぞよいお年をお迎えください。そして来年が皆様にとって素晴らしい一年となりますように!