Diary


9/10 ~ 9/18

9/10

 鈴木行一先生のお葬式。お葬式に出て、やっと先生の死を現実のものとして認識できた感じ。ひたすらに悲しく、家に戻る頃には頭が重くなる。


9/11

 千葉県印西市の合併記念式典でのファミリーコンサートのリハーサル〜本番。今日は珍しく電車で移動してみました。自分の車は買って一年を待たずして走行距離33,000kmを突破しており、さすがに乗り過ぎの感あり。それに電車の中での時間を利用して本や楽譜を読みたいとの思いもあり。帰りの電車内にて「ジーキル博士とハイド氏」を読了。色々と考えさせられる。スティーブンスンの他の著作も面白そうなので今度は同じシリーズの「新アラビア夜話」を買って読み始める。


9/12

 ある美術館に出かけるも、激混み。しかも携帯電話は鳴りまくるし、音声ガイドを耳につけたまま大声で喋る人々いと多し。疲れきって家に帰ったあとはしばし寝込む。あんな美術館ははじめてだ・・・


9/13

 事務的な業務を全てストップして譜読み。


9/14

 午前中からスポーツクラブ。2時間半のメニューはどっぷりと疲れるが、週に一度であれど継続していることで少しずつ慣れてはきているよう。回数を重ねるだけ楽になっていく。残念なのは体重が全く減少しないこと。午後は都心に出て楽譜の調達など。


9/15

 6時20分に家を出て千葉へ。午前中、千葉県庁にて県の方とニューフィル千葉関係のお話をする。お昼、新宿に出てキンコーズにて製本していたものを受け取り、3年ぶり「ターリー屋」 (http://www.thali-ya.com/shop/honten.html) の3色カレーを食して感涙。昔はこの近辺の稽古場に多く通ったこともありしばしば立ち寄ったものです。

 夜は那須フィル。運動不足解消のために西那須野駅から30分かけてホールまで歩いてみました。今夜も団員の出席率はなかなかのもの。担当した弦分奏はドヴォルザークの8番の第4楽章とライネッケのフルート協奏曲全曲の譜読み。帰宅25時。


9/16

 ここ2日間の疲れが出たのか、お昼近くまで起きれず。あまり無理をするものではないと後悔。それでも30歳くらいの時よりはちょっと体力がついてきたのではないかと思うのですが・・・

 来週からしばらく家を空けるので3時間半かけて家中雑巾がけ。あっという間に夜になってしもうた。


9/17

 ニューフィル千葉の音楽鑑賞教室で市原市の中学校2校を訪れる。今、私たちがやっていることが生徒たちの心にすっと入っていっているか、それとも離れているか、それは生徒たちの反応に即はっきりと現れるという点である意味「大人の」演奏会よりシビアなものだ。静かに聴いてもらうこと、これは最も大切なことではない。音楽と接するうちにどんどん心がアクティブになってくれることが一番大切だ。その意味では、今日の2校での反応はかなり良かったほうかなと思いながら帰宅する。

 インターネットでハーディング指揮ヴェルビエ祝祭管の「春の祭典」を聴く。目の覚めるような演奏。8年前のヴェルビエ祝祭管も素晴らしかったけれど、今はぐんとクオリティが上がっているようだ。いつかまた、今度は一お客さまとしてヴェルビエに行って、毎日音楽を聴きながらゆっくり過ごしたい。


9/18

 家を一歩も出ずに奈良行きの準備。自分は、旅行から戻った時に部屋が散らかっていたり、様々な物事がやりかけなのが嫌なので、あれもこれもと気になってきりがない。さて明日から奈良に行き、帰った翌日はニューフィル千葉、週末は仙台市民響の練習をしてそのまま山形へ、山響のスクールコンサートを振ってから帰京という外出三昧な日々が続く。

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