
9/8
那須フィル練習。今週と来週は分奏の形で譜読みをする。弦楽器の先生の御都合がつかないため弦分奏を担当。「ローマの謝肉祭」とドヴォルザーク8番は第1楽章から第3楽章まで。管楽器・打楽器も含め、演奏会直後にもかかわらず団員の練習参加率が高い。人が多いことで生まれるテンションは大切、この状態をぜひ持続したい。
9/9
朝から夕方まで、宇都宮市文化会館にて栃木県高等学校総合文化祭総合音楽祭の合唱と管弦楽の部門の講師をおつとめする。講師といっても各団体の演奏に対して講評用紙に思ったことをつらつらと書くだけのもの。不勉強ながら栃木県の高校でオーケストラをやっているところが7校もあるとは思わなかった。かなり上手なところもある。合唱も素晴らしいところが多い。講評用紙は演奏中に書かなくてはいけないので、落ち着いてゆっくりと聴けなかったのが残念といえば残念だが、こればかりは役回り上仕方なし。むしろ普段なかなか触れることのできない世界を垣間見れたことに感謝。27団体、全く飽きずに楽しく聴けました。
昔、それも相当昔から大変お世話になっている先生方も含めた、多くの先生方の素晴らしいホスピタリティに感激。ありがとうございました。
今日は合唱部門で初めて聴く曲が多くありましたが、そのなかでちょっと面白いなと思ったのはアンダーソンの「タイプライター」の松下耕さんによる女声合唱の編曲版。合唱界ではしばしば演奏されているようなのですが誰でも手に入る録音がないもよう、残念。