Diary


8/31

 一眠りのつもりが起きたら5時。思いっきり約束破ってます。もう宴会終わってるし (当然だ) 。自分でもびっくりしました。電気もつけっ放しにして寝てしまっていました。疲れがたまっていたのかもしれません。


 折角なので起き出して、譜読みをして、先日買った昨年のベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサートのDVDを見ました。指揮はネーメ・ヤルヴィで、今回一橋のみんなが練習している「シェエラザード」も演奏されています。かなり雰囲気重視 (?) の演奏。最も私が良かったと思ったのは、フチークの行進曲「フローレンティナー」で (これは私の大好きな曲です) 、テンポをグッと落とした中間部にはうっとりとしてしまいました。

 普段は寝飛ばすことの多い朝食もしっかり食べて、午前中は木管分奏でラヴェルの「古風なメヌエット」とシューベルトの「未完成」。ラヴェルは初々しい1年生が多くのっています。逆に「未完成」には懐かしい4年生たちが。ラヴェルは譜読みや低音域の音程を少し細かく、「未完成」はトゥッティ部分を中心にフレージング合わせなど。

 午後は合奏でまずは「未完成」から。譜面は難しくないのですが、美しく演奏するにはかなりの神経を要します。

 少し休んで「シェエラザード」の第2・3楽章。各ソロはみんななかなかのもので感心しました。飛び抜けて上手な学生もいて嬉しかったです。こちらはまだ譜読み (一橋大学管弦楽団は、初練習は合奏による譜読み練習でスタートするのが伝統になっています。これを前の演奏会終了後3〜4日後にいきなりやってしまうのです) 以来初めての合奏ということもあり、譜読みの確認を中心に。

 今日の日中は雨が降っていたのですが、うまく止んだので夕食は屋外にてバーベキュー。20度をきる気温は肌寒かったです。しかしすごい煙! 実はこういった屋外系イベントが苦手な私。華麗に焼きそばを作るほかのトレーナーさんを尻目に、肉が焼けているところに行っては食べるだけという超体たらく。

 部屋で一眠りしてから各パートの飲み会に顔を出す。お別れのご挨拶の意味合いもあり。さて眠ろうかと部屋に戻ると、あれ? さっきまであった携帯がない! 飲み会で顔を出したところを全部探してみてもない! 自分の部屋の荷物をひっくり返しても出てこない!! ついには学生にまで手伝ってもらい、部屋まで来てもらって私の携帯に電話をしてもらうと・・・ テーブルの上から大きな音が!!! 思いっきりテーブルの上に置いていたハードディスクの陰に隠れてました。灯台下暗しとはまさにこのこと。学生には大笑いされてしまってもう恥ずかしいやら申し訳ないやら。非常に情けない気持ちで眠りにつきました。がっくり。

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