Diary


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 今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール

 チェコ共和国大統領ヴァーツラフ・クラウスの後援による
   チェコ共和国科学アカデミー&チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
                       ニューイヤー・コンサート

  指揮:ズデニェク・マーツァル

  スメタナ:連作交響詩「わが祖国」


 何だかやたら長いタイトルの演奏会ですね。今日はいつもは買わなくてはいけないプログラム (150円程度のものですが) も無料配布。お年玉でしょうか。

 先日のジルヴェスター・コンサートに続いて今夜もチケットは売切の満員状態。心なしか華やかな雰囲気で、日本人も多く見られました。

 オーケストラとアカデミーの双方の代表者のご挨拶のあとにチューニングがあり、マーツァル氏が登場されて演奏開始となりました。テンポがトリフォニーで聴いた時より早く感じましたが、残響のあまりないトリフォニーと響きの豊かなルドルフィヌムでは単純な比較はできません。ただ、ルドルフィヌムではトリフォニーより音の距離感が近いせいか、感銘度としては断然今日の方が勝りました。演奏には良い緊張感も漂っていたように思います。

 今日は2階の最後尾で聴いたのですが、その更に後ろは立見席エリアになっています。今日はちょうど私の斜め後ろあたりに、チェコ語がペラペラな若い音楽留学生 (?) がいて、チェコ語で「明けましておめでとう!」と知り合いに挨拶をしていたり、可愛らしい彼女さん (注:日本人) に蘊蓄を語ったりしていたので、いつかはオレも! (何をだ) と、若干メラメラしながら帰りました。おかげさまでチェコ語の勉強に身が入りました、でした。

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