今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会
(EFチクルス第4回 / 第2日)
指揮:マンフレッド・ホーネック
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
アンコール/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調
BWV 1003 第3楽章「アンダンテ」
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
昨日と同じプログラムの演奏会。基本的には昨日と同じ感想です。聴衆の反応はすこぶる良く、楽員の方々も舞台上でホーネックさんを大いに讃えていらっしゃいました。
昨日と違ったのはツィンマーマンさんのアンコールのバッハ。私が昨日と同じパガニーニを予想していたせいもあるのですが、それは突然降ってきた聖なる贈り物でした。聴いていると次第に心が浄められていくようで。休憩時間になってもしばらく席を立てませんでした。日記をひっくり返すと昨年の9月27日にもツィンマーマンさんはこのホールで同じ曲を演奏されているのですが、その時と比較しても何故か今日の演奏は特に私の心を打ちました。
午前中はチェコ語のレッスン。先生が今日から一週間ほどお休みされるので、おとといに続いて時間を割いていただきました。宿題もたくさん、復習しなくてはいけないこともたくさん。この一週間の間に少しずつやっておかねば。
午後に国立歌劇場にチケットを買いに行き、帰り道、たまに行く楽譜も売っている大きな本屋に寄りました。ここは貴重な古楽譜が突然入っていたりするので定期的にチェックをするようにしています。そして今日は何と超目玉商品発見。スメタナのオペラのフルスコア、しかもほぼ全作。大きさはB5版ほどで丁度良く、状態もまあまあ、値段も一曲約2500円ほど。まとめて買えばそれなりの金額にはなってしまいますが、その貴重さと併せ考えれば安いものと言えます。ただしさすがに一度には持って帰れないので、お店の方にお願いしてキープしておいてもらうことにして、今日は「売られた花嫁」と「口づけ」だけを購入しました (ほかにマルティヌーの交響曲第1番も購入) 。
これで、オペラのテキストをすらすらと読めたら最高なのですけれど・・・少しずつ勉強、勉強・・・
今日のBGM:ブルックナー:交響曲第4番
フランツ・コンヴィチュニー指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(1952年録音、Supraphon)