今日観た公演@プラハ国民劇場
スメタナ:歌劇「秘密」
指揮:ロベルト・インドラ
演出:イルジー・ネクヴァシル
マリナ:ミロスラフ・ポドスカルスキー
カリナ:ヴラティスラフ・クジーシュ
ミス・ローザ:カテジーナ・ヤロフツォヴァー
ブラジェンカ:マリア・ハーン
ヴィート:トマーシュ・チェルニー
ボニファーツ:ルディェク・ヴェレ
スクジヴァーネク:ヤロスラフ・ブジェジナ
レンガ積み職人の親方:イヴァン・クヌスニェル
居酒屋の女主人:イトカ・ソビェハルトヴァー
イルカ:ミロスラフ・ペリカーン
修道士バルナバーシュの霊:ズデニェク・ハルヴァーネク
プラハ国民劇場管弦楽団
プラハ国民劇場合唱団 (合唱指揮:パヴェル・ヴァニェク)
プラハ国民劇場バレエ団
お昼に、私が受けたものと同じコンクールを受けに来ていた指揮者仲間と久々の再会。その知人の勧めで国民劇場のマチネー公演を観に行きました。実は内容を知らないオペラなので敬遠していた演目だったのですが、「とにかく行ってプログラムを読みながら理解していけばいい」とは知人の言。その身軽な知的好奇心の旺盛さは見習わなくてはいけないなと思いました。
結果、プログラムと英語の字幕を見ながら、2人であーだこーだとストーリーなどを話し合って、存分に楽しんできました。知人はスメタナの作風に様々な作曲家の影響を見つける度に喜んでいたよう。私はといえば、「このデュエットは演奏会で使えるかな・・・」みたいなことを考えていました。
終演後、2人でしばし街を散策してから、「また夜にルドルフィヌムで会おう」と言って別れて、私のほうは、別の知人に会いに行きました。新婚旅行でプラハにいらっしゃっているご夫婦です。ホテルでお会いして、そのまま一緒にチェコ・フィルの演奏会を聴きにトラムでルドルフィヌムへと出かけました。
今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール
IKEM・チェコ・フィルハーモニー管弦楽団共催 慈善演奏会
指揮:小林 研一郎
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」
このプログラムでの演奏会も3日目となり、通常であれば良くも悪くも小慣れた雰囲気がするはずなのですが、マエストロの生み出す強い緊張感がそのようなことを全く感じさせませんでした。
終演後、マエストロを囲んで何人かでお食事をしました。二週間にわたって、マエストロには本当にお世話になりました。私にとって、実に貴重な出会いでした。
夜中、今度は同年代の日本人指揮者仲間3人ほどで集ってホスポダ (ビア・ホール、または居酒屋) で大いに盛り上がりました。深夜トラムに乗って帰宅。
今日のBGM: ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(1995年録音、Canyon Classics / Exton )