近々、1日だけ一橋大学管弦楽団の指導をすることになっているので、そのための譜読みもしています。プログラムにはハイドンの交響曲第101番「時計」があるのですが、3年近く前に演奏したことがあるはずなのに、多くを忘れていてほとんど一からの取り組みです。当時もそれなりに一生懸命取り組んだはずなのですが、人間の頭脳というものは、悲しいかなハードディスクのように当時のままデータを引っ張ってくることが出来ず (少なくとも私の頭脳は!) 。
そのさらに昔に、一橋大学管弦楽団が「時計」を採り上げた時にも指導をしているはずなので、記憶を辿ろうと当時の彼らの演奏会の録音も聴いてみたけれど、さっぱり指導をした記憶が出てきません。はてさて・・・
でも、いつでも初めて取り組むような気持ちで譜読みも指導もしたいので、むしろ良いことなのかもしれません。
BGM: ハイドン:交響曲第101番「時計」
藤崎 凡指揮一橋大学管弦楽団 (1995年録音、一橋大学管弦楽団自主制作)