今日聴いたコンサート@品川区立総合区民会館 きゅりあん 大ホール
フレッシュ名曲コンサート 第18回きゅりあんスプリングコンサート
指揮:飯森 範親
ヴァイオリン:高木 和弘
チェロ:川井 真由美
ピアノ:田部 京子
東京交響楽団
ヨハン・シュトラウス II:皇帝円舞曲 作品437
ベートーヴェン:ヴァイオリン・チェロ・ピアノのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」
アンコール/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第2集 作品72 第2番 ホ短調
少し用事もあってきゅりあんに出かけたのですが、この演奏内容でS席3000円とは安すぎるとしか思えない嬉しい演奏会でした。
帰りにタワーレコード渋谷店に立ち寄ったところ、音楽評論家の片山杜秀氏のトークイベント&サイン会が行われていました。私は片山氏が文章にしている楽曲の0.1パーセントの音楽すら聴いていないとは思いますが、氏の文章は好きでよく読んでいます。ついつい立ち止まってトークを聞いてしまいました。沼野雄司さんとの会話の話題は主に片山氏ご自身に関することだったので、特別何かの音楽的知識を得られたわけではありませんが、ご本人を目にすることが出来ただけでもラッキーでした。氏の新刊「音盤考現学」を購入した人はサインがもらえる、ということでしたが、既に数日前に購入済みだったので断念したのがいささか心残り。サイン会終了後、氏の「ああよかったー。もし誰も来なかったらどうしようかと・・・」という心底ホッとされたようなお声が聞こえてきました。それを聞いて、私はすっかり氏のファンになってしまいました。
BGM: ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
東京クヮルテット (1979年録音、TDK Core)