今日 (26日) で、明日からの公演のためのリハーサルが全て終了しました。今日のリハーサルには、知り合いの舞台監督やピアニスト、指揮者の方などが観にきてくれました。とても嬉しかったです。
相変わらず劇場の音楽スタッフ (ピアニスト) の方々には助けてもらいっぱなしです。オーケストラが加わってからはピアニストは現場で弾くことはないのですが、それでもわざわざ劇場に来てくださって、客席で熱心にチェックをしてくださっています。
東京フィルも素晴らしく、要領を得ない私の指揮ぶりに対しても温かく協力的に取り組んでくださっています。東京フィルこそが「カルメン」というオペラを日本で最も熟知しているオーケストラです。その豊富な演奏経験からは、今回私も学ぶところが大きかったです。
振付の石井氏とはもちろんのこと、ダンサーの方々とも色々と話せるような雰囲気ですし、これでうまくいかなかったら全て私の責任、というくらい環境と準備は整ってきています。さていよいよ明日から4日間の本番です。
そんなわけで、先週に引き続き稽古と準備に没頭していたここ一週間でしたが、一日だけコンサートに行きました。途中からしか聴けなかったのが残念! 広上淳一氏のもと、演奏者も聴衆もみんなが幸せな気持ちになって酔いしれる、といった趣のあるコンサートでした。
21日に聴いたコンサート@新宿文化センター大ホール
新宿文化センター・リニューアルオープン記念
フランス音楽 名曲の花束
日本フィル・スプリングコンサート
指揮:広上 淳一
ソプラノ:半田 美和子
バリトン:成田 博之
オルガン:高橋 博子
合唱:東京オラトリオ研究会 (合唱指揮:郡司 博)
日本フィルハーモニー交響楽団
ビゼー:歌劇「カルメン」 前奏曲 (未聴)
フォーレ:レクイエム 作品48 (途中から聴く)
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」
アンコール/フォーレ:組曲「ペレアスとメリサンド」 作品80 から 第4曲「メリザンドの死」
BGM: ディーリアス (arr. ウォーロック):ダンス・ラプソディ第2番
カスリーン・スコット & 小川 典子 (Pf.連弾) (2002年録音、BIS)