Diary


4/22

 再度エルミタージュ美術館へ。前回見なかったダ・ヴィンチ「リッタの聖母」や、マティス、ピカソなど。今日見た中ではトロワイヨン「市場への出発」の吸い込まれそうな光の感覚に強く惹かれました。

 これも再び訪れた楽譜屋では、ショスタコーヴィチの交響曲第13番「バビ・ヤール」の自筆譜のファクシミリというのを発見。重いし、自分がこのファクシミリを有効活用する日が果たしてあるのだろうかとちょっと悩みましたが、あまりに日本ではあり得ない安さだったので、思い切って購入してしまいました。


 夜はコンクールの最終日で、前半がセレモニー、後半は受賞者記念コンサートが行われて、長かったコンクールもこれでいよいよ幕となりました。


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今日聴いたコンサート@サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール

 第5回プロコフィエフ国際コンクール 指揮部門 受賞者記念コンサート

 サンクトペテルブルグ・アカデミー交響楽団

 指揮:ジン・ゾウ
 ピアノ:不明

  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調 作品10

 指揮:Ja Kyung Year

  プロコフィエフ:交響曲第7番 嬰ハ短調 作品131 第1楽章

 指揮:デイヴィッド・ビョルクマン

  プロコフィエフ:交響曲第3番 ハ短調 作品44 第3楽章

 指揮:ソー・ペリー・パーキン

  プロコフィエフ:交響曲第3番 ハ短調 作品44 第1楽章


 共に過ごした世界の指揮者仲間たちともお別れ。「また世界のどこかで!」と握手を交わして別れました。

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