今日は誕生日で、34歳になりました。これまで毎年大抵誕生日には何がしかの練習が入っていました。昨年と一昨年の場合は仙台市民交響楽団の練習で、団員のみなさんに祝っていただいたりして、とても幸せだったのを良く覚えています。
今年の誕生日はそんなわけにはいきませんでした。
昨日の日記に書いた通り、今日は外国人登録のリミットの日。大家さん夫人が私の担当者とコンタクトをとってくれるというので、いつ呼び出されてもすぐ動けるように、早起きしてすぐにシャワーを浴びて自宅待機。
ところが朝の第一報は「担当者は病気につき今日は休み」。もういきなりがっくりです。代わりに、その担当者は同僚を紹介してくれたそうです。ただし「現在会議中」。次の知らせは「電話がつながらない」。そしてそれは夕方18時過ぎ「今日はコンタクトがとれなかった」という結末に。その間、私は部屋から一歩も出ずに待機していました・・・
おかげさまで読書やら勉強やら事務作業やらメールやらはかなりはかどりましたが、あまりに寂しい誕生日でした。
外国人警察は、明日はチェコの国民の休日で休み、そして金・土・日は通常通り休みで次のチャンスは来週月曜です。私の担当者の方は、先週の金曜から来週の月曜までの間、一度も出署しないということ?
言葉の壁のせいで何も出来ない自分が惨めで仕方ありません。外国人警察では基本的に英語は通じませんし、私の超初歩レベルのチェコ語で太刀打ちできる話の内容じゃない。
こんな夜は、せめて最愛のオペラでも聴いて過ごすとしますか。
BGM: フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
アンドレアス・デルフス指揮ミルウォーキー交響楽団ほか (英語歌唱)
(2003年録音、Avie)