16時に第一次予選の結果発表、ということでしたので行ってみると17時に変更とのこと。折角なので街の大聖堂やお城の辺りを少しぶらぶらとしました。ガイドブックを持っていないので、歴史的なことなどは良く分からないのですが、美しさを味わうには予備知識はいりませんね。トレントにもイタリアならではの美が溢れています。
さて、17時になりましたが全く発表の雰囲気がありません。外でおしゃべりをしながら待つこと1時間以上、18時過ぎになってやっと建物の中に呼ばれました。
ここで審査員の方からのご挨拶があり、通過者の名前が呼び上げられました。自分の名前も呼ばれました。20人中日本人は6人も残っています (ただし、そのうち日本で音楽の専門教育を受けたのは4人かな?) 。通過者全員での写真撮影があり、第二次予選の時間と場所を確認して解散。今夜は夕食はホテル近くのレストランで簡単に済ませました。
早速明日には振ることになります。曲はシューベルトのミサ曲第2番と、ハイドンの「ミサ・ブレヴィス」ヘ長調の2曲。ハイドンのこの作品はなかなか腑に落ちない箇所が多くて悩ましい作品です。でもここまでマイナーな作品 (この作品のファンの方がいらっしゃったらごめんなさい!) に取り組む機会はきっともう二度と来ないでしょうから、明日までしっかり味わっておきたいと思います。