今日は急に思い立ってストラホフ修道院に出かけました。ここには「神学の間」(写真1枚目) 「哲学の間」(写真2枚目) という有名な図書室があって、本を見るのが好きな私は必ずいつか行こうと思っていたのですが、なかなか普段足を運ばないエリアでしたのでついつい先延ばしにしていたのでした。
特に「哲学の間」の圧倒的な蔵書量と落ち着いた雰囲気にはしばし時も忘れて見入ってしまいました。自分もいつか自宅にこんな書斎が持てたら・・・ってちょっと変人ですね。大体こんな量の本を一生のうちに読めるはずがないし。
で、見ながら考えていたのですが、私の場合、一年間に読める本の量は頑張ってもせいぜい60冊くらいに過ぎません (楽譜、雑誌などは除きます) 。ということは10年で600冊、あと40年生きることが出来たとしてもせいぜい2400冊といったところです。これってちょっとした本屋の店頭にある文庫本の量よりも全然少ないのでは? (すいません、すごく適当な勘で言ってます) ・・・何だか一生というのは短すぎて淋しくなってしまいます。
今日はそのあとに国立博物館にも行きました。こちらも初見参。チェコスロヴァキア建国90周年にちなんだ展覧会をやっていましたが、映像展示も豊富で面白かったです。映像で見る限り、町並みは昔から基本的にほんと変わってないんですね。
夜、6月にベルリンに行った時に路上で偶然聴いたグラスハープとバヤン (ロシア式アコーディオン) の演奏に魅せられて思わず買ってしまった彼らのCDを今頃ですが聴いてみました。これ、なかなか良いです! グラスハープでバッハの管弦楽組曲第2番の「バディネリ」なんかをやってしまっています。バヤン奏者シャガーエフ氏のサイト (www.maximshagaev.com) の中の Glasharfe-Bajan というコーナーで少しだけ音を聴くことができます。
BGM:ピッツィゴーニ:光と影
セルゲイ・カラミシェフ (グラスハープ) 、マキシム・シャガーエフ (バヤン)
(2008年発売、自主制作)