Diary


11/12

 今日は一週間ぶりのチェコ語のレッスンでした。今日からいつもの教科書と練習問題に加えて、あるヤナーチェクのオペラのリブレットを少しずつですが勉強し始めました。現在の私の語学力では全くもって無謀なのですが、どうしてもものにしたいオペラがありまして・・・これについてはまたそのうち書いていくと思います。


 今、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」をで読んでいて、今日全3巻のうちの中巻を読み終えました。今回、やはり3巻からなる「修行時代」から続けて読んでいるので、全6冊中の5冊を読み終えたことになります。珠玉の名言や考察が散りばめられていることは否定しませんが、その文体と構成のせいか正直かなり読み疲れてきたのも事実です。今日読んだ部分の中に、

 「ドイツ人は、そしてドイツ人だけではないが、学問を近寄りがたいものにする才能をもっている。」

 という一文がありますが、私は、これを読んだ瞬間、

 「ゲーテは、そしてゲーテだけではないが、文学を近寄りがたいものにする才能をもっている。」

 と言いたくなってしまいました。

 失礼しました。あと少しで読破ですので頑張ります。

 今週はオーケストラもお休みですので、旅行もいいかなあと考えております。というわけでまた帰ってきたら旅行記を書きます。ま、旅行に行ったら、の話ですが。


BGM:マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番
     イザベル・ファウスト (Vn.)、イルジー・ビェロフラーヴェク指揮プラハ・フィルハーモニア
                                 (2006年録音、Harmonia mundi)

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