今日観た公演@スタヴォフスケー劇場
モーツァルト:歌劇「偽の女庭師」 KV 196
指揮:トマーシュ・ネトピル
演出:ウルセル・ヘルマン、カール=エルンスト・ヘルマン
市長:ジェフリー・フランシス
サンドリーナ:シモナ・ホウダ=シャトゥロヴァー
ベルフィオーレ:アンドリュー・ステイプレス
アルミンダ:マリエ・ファイトヴァー
ラミーロ:アンネカスリーン・ラーブス
セルペッタ:カテジナ・クニェジーコヴァー
ナルド:アダム・プラヘトカ
アモール:ミレイユ・モッセ
プラハ国民劇場管弦楽団
チェンバロ:ズデニェク・クラウダ
国民劇場の新演出上演。両ヘルマンさんの演出は設定を現代に置き換えたものでしたが、特にそれによって何か私たちの時代とも共通するこの作品の普遍性を訴えたかったのかどうかは、私ではよく分かりませんでした。
彼らの重要なパートナーであるらしいモッセさんに、原作にない「アモール」という役を与えて、全体を見守る役目を演じさせていました。時に語らせたり (基本的にドイツ語で) もしていました。
ネトピルさんの音楽作りには爽快さがありました。
とにもかくにも、なかなか上演される機会のない作品ですので、観ることができて良かったです。前に日本語でこのオペラに取り組んだことがあるので、懐かしく思いながら楽しみました。
BGM:モーツァルト:歌劇「偽の女庭師」
レオポルド・ハーガー指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
(1980年録音、Deutsche Grammophon)