Diary


12/18

今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

チェコ共和国、EU議長国就任記念コンサート
(Festive concert on the occasion of the Czech Presidency of the Council of the European Union)

指揮:ウラディミール・ヴァーレク

 スーク:交響詩「プラーガ」(「プラハ」) 作品26
 オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
 ミヨー:交響組曲「プラハのための音楽」 作品415
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ


 クリスマスまであと少し。ルドルフィヌムの前にも大きなクリスマスツリーが飾られています。

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 今夜のプログラムは今年EUの議長国を務めているフランスの作品と、来年議長国を務めるチェコの作品を組み合わせたものでした。チェコものも、ボヘミア系とモラヴィア系の作品をしっかり両方採り上げています。さらにオネゲル以外の3曲は全てチェコ・フィルが初演した作品です。今夜はヴァーレクさんの手堅い指揮で落ち着いた演奏を聴くことができました。

 ほとんど生で聴くことの出来ない最初の3曲も興味深かったですが、演奏として、また作品としてはやはり最後の「シンフォニエッタ」が印象に残りました。オルガン前に9人並んだトランペットのバンダは圧倒的な音量なのに柔らかさと気品があって絶品です。

 最近、演奏会も少々食傷気味なところがあり、無味乾燥なコメントをお許しあれ。体調はやっと大分戻ってきました。


BGM:ヤナーチェク:シンフォニエッタ
    サー・チャールズ・マッケラス指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
                            (2002年録音、Supraphon)

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