今朝は3時過ぎに起床してラッヘンマン作品の譜読み。しかし5時に撃沈。6時に再起床して準備、松戸へ。
9時からお昼休みをはさんで16時過ぎまで、聖徳大学でオペラ実習の授業をみっちり。「コシ・ファン・トゥッテ」第1幕の最初の姉妹の2重唱と、同じく第1幕後半の6重唱。ほかに「フィガロの結婚」の手紙の2重唱、「ラ・チェネレントラ」からはチェネレントラとラミーロの出会いの重唱、そして「リゴレット」の第2幕の最後のシーン。さすがに「リゴレット」を4回もやるとくたくたに。体力勝負。
それだけでは終わらず。授業が終わったらすぐに常磐線、山手線、中央線と乗り継いで国立へ。18時から21時まで一橋大学管弦楽団の合奏指導でシベリウスの2番の第1・2・4楽章。日曜日に振ったばかりなのでいつもよりもさらに気付くこと多し。彼らにはもちろん、すぐには出来ないこともあるが、第1楽章展開部の弦の難所や、第2楽章のアッチェレランドの捉え方など、ちょっとした示唆をするだけでこちらがびっくりするほどの良いアンサンブルを聴かせてくれる時がある。今後に期待できる雰囲気大。