新国立劇場ニューイヤー・オペラパレス・ガラの2日目。ご来場いただいた皆さまに感謝いたします。
今日で長かった新国通いもおしまいです。約2か月の間、バレエ団の皆さんにはまるでカンパニーの一員のようにお仲間に加えていただき、バレエに関わる様々なことを教えていただきました。このバレエ団は本当に全員がバレエを愛し抜いていますし、練習もめちゃくちゃ熱心です(ある人曰く、「放っておけばいつまでもやっている」というくらい)。ダンサーたちのそんな姿から私自身どれだけエネルギーをいただき、刺激を受けたか分かりません。
そして私が最後に感謝したいのは、稽古で弾いてくださった4人のピアニストの方々です。振りと音楽の細かい関係性や過去のこの劇場での公演の内容を知り尽くしている彼、彼女らが親身になって色々と助けてくださらなかったら、とてもじゃないけど公演の指揮台まで辿り着けなかったと思います。ピアノを弾くという業務外でも、オーケストラでの練習に付き合ってくださったり、ちょいネガティブになった時には励ましてくださったり、時にはくだらない話に付き合ってくださったり、私が風邪気味の時には葛根湯を買ってきてくださったり・・・すっかり甘えてしまいました。本当にありがとうございましたです。
さて、バレエ指揮者としてはまだ今月下旬の「パキータ」「卒業舞踏会」のお仕事がありますが、他のお仕事も始まりますので頭の切り替えをしていきたいと思います。3月に日本声楽家協会の研究科の試験を指揮しますが、明後日から時折授業に参加するので明日はその準備もしなくては。それから今月20,21日の山響のコンサート。今日事務局の方からお電話があり「上着のサイズを教えてください」と言われました。一体どうなるのか!?コンサートが楽しみです。