Diary


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 17日に開かれる大町陽一郎さん指揮でのニューフィル千葉のニューイヤーコンサート、リハーサルを見学してきました。


 大町陽一郎さんがウィーンの音楽に造詣が深く、とりわけウィンナ・ワルツの演奏に関しては強いこだわりをお持ちであることは日本の音楽界ではとても良く知られています。が、ここまでとは・・・ 私が想像していた以上に1曲1曲に対して丁寧に時間をかけ、オーケストラに細かいニュアンスや演奏法をお伝えになられていました。

 大町さんはこれまで四半世紀にわたってニューフィル千葉のニューイヤーコンサートをお振りになられてきましたが、ご高齢ということもあり今年が最後の大町ニューイヤーになるということです。私たちオーケストラ全員にとっても忘れられないコンサートになることでしょう。ありがたいことに例年よりもチケットの売れ行きも良いようですが当日券の販売も予定されています。17日の日曜日、千葉県文化会館大ホールにて14時開演。ぜひこの機会をお見逃しなく! 私も聴きに行きます。

 夜はオペラ関係者の方々とお食事会、というか宴会。自分がオペラの副指揮者として色々な場所で懸命に働いていた頃のことをしばし思い出しました。たくさん良い公演に携わった経験を、これからは上手に生かしていきたいものです。

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