今日の本番@新国立劇場 中劇場
新国立劇場バレエ公演 「カルメン by 石井 潤」
1. ビゼー (arr. ロビン・バーカー):バレエ「カルメン」
振付・演出:石井 潤
カルメン:厚木 三杏
ドン・ホセ:貝川 鐵夫
エスカミーリョ:マレイン・トレウバエフ
ミカエラ:大湊 由美
スニーガ:市川 透
フラスキータ:寺島 まゆみ
メルセデス:西山 裕子
パスティア:ゲンナーディ・インリン
新国立劇場バレエ団
東京フィルハーモニー交響楽団
午前中、「地方都市オーケストラフェスティバル」のために東京に来ている山形交響楽団のリハーサルを見学するため、すみだトリフォニーホールに行きました。モーツァルトの「パリ」交響曲のほか、何と弦楽器10型の編成でブルックナーの「ロマンティック」を演奏するというプログラムでした。両曲とも対向配置、コントラバスは舞台後方というセッティング。
ゆっくり寝ていたかったけれど、9時前にはキンコーズに赴いて入り用な書類をプリントアウト。10時きっかりに広尾のチェコ共和国大使館に着いて、目出度くヴィザをもらう。11時過ぎに神谷町のロシア大使館に着いて、こちらもヴィザ〜こちらは観光ヴィザですが〜を申請。
いよいよ公演初日。公演は夜なので、朝は航空券を予約しに。とりあえず便はおさえた。
午後、チェコ共和国大使館から連絡が入った。遂にヴィザがおりたという嬉しい知らせだった。ただしさしあたって7 月末までのヴィザとのこと。それでもおりたということに大安心!
今日 (26日) で、明日からの公演のためのリハーサルが全て終了しました。今日のリハーサルには、知り合いの舞台監督やピアニスト、指揮者の方などが観にきてくれました。とても嬉しかったです。
ここのところ、一日があっという間に過ぎていくので、なかなか日記もゆっくり書けずにいます。毎日稽古に通っていますが、ダンサーの方々からはもちろんのこと、経験豊かなリハーサル・ピアニストの方々から学ぶこともとても多いです。
ここ数日は、劇場での稽古を生活の中心に置きつつ、何人かの知人と久しぶりにお会いしたりする時間も持てています。5日の夜には、半年振りに一橋大学管弦楽団の指導に行きました。来年に私が完全帰国するまでは、彼らだけが私の関わる唯一のアマチュアのオーケストラです。練習したのはシューマン「春」の第2楽章と、ハイドン「時計」の第1・第2楽章。新しい学年 (マネージ) の体制とは初顔合わせ。今年も熱心なメンバーが揃っているようです。音にも熱気がこもっていましたが、シューマンとハイドンはテンションだけでもっていくことが最も似合わない作曲家。自分なりにいくらかヒントを与えてみようと試みてみました。団員の皆さんはみな頭が良いし、このオーケストラにはしゃかりきに音を並べるよりはイマジネーションを大切にする伝統がありますから、きっと良い演奏会になることと思っています。練習後のいつもの店で食したもつ煮込みの旨さには涙が出るところでした。しかし、合宿前日だというのに宴会はかなり盛り上がっていました (前夜祭!?) 。
今日聴いたコンサート@品川区立総合区民会館 きゅりあん 大ホール
フレッシュ名曲コンサート 第18回きゅりあんスプリングコンサート
指揮:飯森 範親
ヴァイオリン:高木 和弘
チェロ:川井 真由美
ピアノ:田部 京子
東京交響楽団
ヨハン・シュトラウス II:皇帝円舞曲 作品437
ベートーヴェン:ヴァイオリン・チェロ・ピアノのための三重協奏曲 ハ長調 作品56
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」
アンコール/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第2集 作品72 第2番 ホ短調
近々、1日だけ一橋大学管弦楽団の指導をすることになっているので、そのための譜読みもしています。プログラムにはハイドンの交響曲第101番「時計」があるのですが、3年近く前に演奏したことがあるはずなのに、多くを忘れていてほとんど一からの取り組みです。当時もそれなりに一生懸命取り組んだはずなのですが、人間の頭脳というものは、悲しいかなハードディスクのように当時のままデータを引っ張ってくることが出来ず (少なくとも私の頭脳は!) 。