Diary


9/30

 近々、外山雄三先生作曲の「管弦楽のためのラプソディ」を演奏するので、6種類ほどの演奏を聴き比べてみたのですが (自分の演奏は除きます) 、昨年発売された岩城宏之先生指揮NHK交響楽団の演奏が最も熱っぽくて素晴らしいです。1961年録音ということで、現行の改訂版とはもちろん、長い間使われてきた音楽之友社版と比較しても違う点がいくつもあり、そういった意味でも貴重な録音と言えます。


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9/29

 今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール

 ケルン放送交響楽団演奏会

 指揮:セミヨン・ビシュコフ
 ソプラノ:ゲニア・キューマイアー

  R.シュトラウス:交響詩
       「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 
                          作品28
  R.シュトラウス:ひそやかな誘い 作品27-3
  R.シュトラウス:わが子に 作品37-3
  R.シュトラウス:献呈 作品10-1
  R.シュトラウス:あしたに 作品27-4
  R.シュトラウス:わたしは小さな花束を編もうとした
                       作品68-2
  R.シュトラウス:ツェツィーリエ 作品27-2
  シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 作品82
  アンコール/ビゼー:「アルルの女」作品23 第1組曲 
                  第3曲「アダージェット」
  アンコール/ビゼー:「アルルの女」作品23 第2組曲
                  第4曲「ファランドール」


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9/28

 少し前に楽しんでさせていただいた仕事の依頼が来ています。私がプラハに来ているのをご存じの上でのお話で、こんなに有難い話はなく、正直心が揺らぎます。ただ時期的に私がプラハにいたい時期とばっちり重なっていて・・・ ここらへんが我慢のしどころでしょうか。あまりほいほい日本に帰るのは本意ではありませんし。


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9/27

 朝はリハーサルの見学にルドルフィヌムへ。音色の甘さは他の全てを許してしまうほどに魅力的。何がチェコ・フィルにこのような独特な音色をもたらしたのか、どのような演奏法と意識がこの音色を作り出しているのか、全く分かりません・・・


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9/26

 午前中から午後にかけては、チェコ・フィルのリハーサルを見学していました。指揮は Charles Olivieri-Munroe さんで、カナダ人ですが、もうプラハに10年も住んでいらっしゃるそうです。曲はベートーヴェンの「田園」とブラームスの二重協奏曲。


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9/25

 フランスのブザンソンで行われていた第50回ブザンソン国際指揮者コンクールで、シンガポール人のダレル・アン (Darrell Ang) が優勝しました。


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9/24

 日曜日の深夜、日付的には月曜日の0時頃から、昔のチェコ・フィルの演奏を毎週テレビでやっていると聞いたので、頑張って起きていて観てみました。Copyright が1982年になっていたから、25年も前の映像。指揮はもちろんヴァーツラフ・ノイマン。演奏前にノイマンが10分ほど解説をする映像もありました。曲は、グルックの歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲と同じくグルックの歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」抜粋。アルトの方のお名前を失念しましたが、プラハ・フィルハーモニー合唱団との共演。飾り気のない、しぶーい演奏でした。


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9/23

 今夜はチェコ・フィルの演奏会でした。懸案事項についての連絡が全くこないので不安になっていたのですが、オーケストラのマネージャーの方が私の隣の席にいらっしゃり、「オーケストラ委員会に話をして 〜(中略、というか聞き取れず)〜 それでリハーサルのスケジュールを渡すからまた来てちょうだい」とのこと。ようやく一歩前進です。


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9/22

 如何とも動きようがなく、やるせない思いのここ数日ですが、こんな折にせめて少しでも視野と知識だけでも拡げておこうとは思います。多くの書物を持ってこれなかった私にとっては、インターネットの便利さは大きな救いです。バッハのカンタータのフル・スコアは全曲PDFファイルをネットで手に入れることができます。その数曲の古い録音もやはりネットで聴くことができます。聖書もPDFファイルをダウンロードできます。全て無料です。


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9/21

 午前中にチェコ語のレッスンがあり、今日までに覚えていなくてはいけない単語を山のように抱えていたので、どうも寝ながらも覚える作業をしていたようです。朝、まどろみながらも、頭の中では「okuruka (きゅうり) 、jablko (りんご)、chleba (パン) ・・・」などと唱えていました。おなかがすいていたわけではありません。


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9/20

 珍しく、夕方に食料品を買いに出かけたほかはずっと部屋にいました。午前中から来月の仕事の譜読みに没頭。来月演奏する曲は全てやったことのある曲ですが、じっくり読むと新しく気付くことが、やっぱりあります。嬉しいと同時に、以前は気付いていなかったのかと思うと、ぞっとする瞬間です。


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9/19

 私の研修内容に関してなのですが、一進一退の状況が続いています。想像以上に難しいなあというのが実感です。


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9/18

 今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール

 ロシア国立交響楽団演奏会

 指揮:ヴァレリー・ポリャンスキー
 ピアノ:アレクサンドル・ギンディン

  プロコフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋」組曲
                        作品33a
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26
  アンコール/プロコフィエフ:4つの小品 作品4
                    第4曲「悪魔的暗示」
  プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」
        第1組曲 (作品64a) / 第2組曲 (作品64b) から
   a) 「モンタギュー家とキャピュレット家」 
                   (第2組曲第1曲)
   b) 「少女ジュリエット」 (第2組曲第2曲)
   c) 「僧ローレンス」 (第2組曲第3曲)
   d) 「メヌエット」 (第1組曲第4曲)
   e) 「仮面」 (第1組曲第5曲)
   f) 「アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り」
                     (第2組曲第6曲)
   g) 「ロメオとジュリエット」 (第1組曲第6曲)
   h) 「タイボルトの死」 (第1組曲第7曲)
  アンコール/ (曲目未詳)
  アンコール/チャイコフスキー:
     歌劇「エフゲニー・オネーギン」 作品24 から
                      「ポロネーズ」


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9/17

 朝、昨日お世話になった夫妻のお宅に忘れ物を取りに行かせていただきました。1分でおいとまするつもりが、結局朝食をご一緒させていただいてしまいました。お二人のあたたかさには感涙です。


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9/16

 夕方から夜にかけて、チェコ人と日本人の音楽家夫妻のお宅にお呼ばれしてきました。夕食をごちそうになってしまいましたが、17時過ぎに伺って、23時15分くらいにおいとましたので、どっぷり6時間もお邪魔してしまったことになりますね。素晴らしいおもてなしを受けて感激してしまいました。


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9/15

 いまひとつ、有り余る時間を有効に使うことに慣れていません。東京にいた時、いつも忙しくしていた心の癖が抜けないのです。それではいけないと、今日はゆっくりしようとしたら、今度は本当にだらだらしてしまいました。緩やかな気持ちを持ちながら、勉強もちゃんとするという心のサイクルを、再び東京に戻って仕事に集中するまでに獲得することは、この期間の私の目標の1つです。


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9/14

 午前中に、大家さん夫人によるチェコ語のレッスン。ちゃんとテキスト使ってます。大家さん夫人は英語の先生なので、教え方が分かりやすく助かります。宿題も出されました・・・


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9/13

 ベルトラムカという、モーツァルトが二度目にプラハに来た時に滞在した別荘に行きました。モーツァルトが弾いたのではというチェンバロ、それから当時のクラヴィコード、オーボエ、クラリネットなども展示されていました。場所的には、街の中心部まで馬車なら20分ほどだったでしょう。


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9/12

 朝から昨日と同じオーケストラのリハーサルにもぐりこんでいたのですが、さすがに目をつけられてしまい、途中で追い出されてしまいました。無念・・・ まったく紹介なき状態ではなかったのですが、アンオフィシャルであることは確かなので仕方ありません。


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9/11

 午後は、あるオーケストラのリハーサルにもぐりこんでいました。

 夜は演奏会へ。


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9/10

 今日聴いたコンサート@ルドルフィヌム ドヴォルザーク・ホール

  プラハ放送交響楽団演奏会

  ヴァイオリン:ルカーシュ・フデチェク
  指揮:リボル・ペシェク
  (ウラディミール・ヴァーレク氏の代役として)

   ルカーシュ・フルニーク:メンデルスゾーンの
               ヴァイオリン協奏曲への
               トッカータと前奏曲  (初演)
   メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
   アンコール/曲目不明 (ヴァイオリン独奏)
   ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 作品70


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9/9

 朝は、楽譜も売っている大きな本屋に出かけて辞書 (チェコ語〜英語 / 英語〜チェコ語) とドヴォルザークの7番・9番の交響曲のスコア (ドヴォルザークの交響曲はこちらで揃え直そうと思っています) 、それから中古の楽譜で、フィビヒの歌劇「メッシーナの花嫁」のヴォーカルスコアを買いました。交響曲はベーレンライターなので (本来セットのみの販売だと思うのですが、ここではバラで売っています) 、それなりの値段なのですが、フィビヒは600円ほどで買えました。


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9/8

 大家さんの奥様のご案内で、トラム (路面電車) と地下鉄の乗り方の教えていただき、カレル橋からルドルフィヌムにかけて歩き、ショッピング・センターで日用品をいくらか買いました。


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9/7

 2時起き。睡眠時間2時間です! 最後のアイロンがけ (下手なので時間がかかるのです・・・) と荷造り、そして、何人かの人にメールを送ったりしながら、ニュースの電車運行情報を気にしていました。成田エクスプレスは運行の予定と出ていて少しホッとできました。


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9/6

 あちらに行くとアイロンをゲットするまでに時間がかかるのではと思い、朝はダーッとアイロンをかけまくりました。不器用なので自分としては大イベントです。


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9/5

 朝食前に、プラハに持って行くのを断念した荷物を実家に送りました。次に日本に戻ってきたときに持って行こうと思います。9Kg分の荷物を減らしましたが、なんだかんだと詰め込むとそれでも持って行くスーツケースは余裕で30Kgを超えそうです。でももう減らせないというところまで減らしたので、あとは超過料金を払おうと思います。


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9/4

 今日は本番が午後からだったので朝は余裕がありました。いくらか用事をこなそうと思ったけど、やっぱり本番のことが気になってダメですね。特に今回は、楽器紹介のお話をしなくてはいけなかったので、お話の組み立て方を考えたりなどしているうちにあっいう間にお昼になってしまいました。演奏会でお話をするのはもう何回もやっているのですが、いつまで経っても苦手意識が消えません。かなり緊張するものです。


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9/3

 朝7時に目が覚めてしまいました。朝は弱いほうなので意外です。とはいえ早起きは三文の得。少し余裕を持って譜読みの時間がとれましたし、ゆったり風呂にも浸かれました。


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9/2

 朝7時に廊下で火災報知器が鳴って起こされました! でも丁度7時くらいに起きたいと思っていたので良かったかな・・・ 煙草の煙が原因とのこと。何事も無くて良かったです。


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9/1

 7時過ぎのバスに乗って茅野駅まで。眠いだろうに3人ほどの学生が丁寧に見送ってくれました。お別れをして、バスに乗って10秒後、ポケットから携帯電話を取り出そうとすると、ポケットの中には携帯のほかに宿の鍵がっ!


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